どーも!こんにちは!デジオニ管理人くっさんです(>ω<)

Chrome Book買いたいけど、使いこなせるか自信ない人や、理由あって買えない人は、この方法で試してみるとエエで!
先日、知人からパソコンを頂きまして、ついに私の12年愛用のメイン機「Dell Vostro1000」を引退させる事にしました。ただ処分するのは惜しいので、巷で話題のChrome Bookに採用されているChrome OSをインストールして遊んでみようと思います。
Chrome OSについて
かんたんに言うと、Googleから無償で提供されているOSが「Chromium OS」
それをベースに作られたのが「Chrome OS」という事になります。この「Chrome OS」はChrome Bookに採用されており、Chrome Book以外にはインストールできないと聞いております。これからインストールしていくのは、別の「Cloudready」という、これも「Chromium OS」をベースにしたOSです。ほぼChrome Bookと変わりありません。
さっそくインストールしていきます。
Chrome Book化に必要なもの
- 作業用パソコン(Webブラウザ Chromeをインストールしておく)
- 8GBもしくは16GBのUSBメモリ
Cloudready(Chromium OS)をインストールするパソコンがあるならば、用意しておく。なくても作業用パソコンで起動できます。
これだけです。あとはもちろんですが、インターネット環境が必須です(汗)
Cloudreadyですが32bit版のサポートが終了してしまいました。Cloudreadyを起動させるには、64bit対応のパソコンを準備しておく。
USBメモリのフォーマット
・作業用パソコンでChromeを開きアプリボタンをクリック。

・アプリ一覧が表示されますので”リカバリ”をクリック。

・Chrome Book リカバリユーティリティが開きます。
・USBメモリを作業用パソコンに接続。
・右上の歯車ボタンをクリックしリカバリ メディアのデータを消去をクリック。
・データを消去するリカバリ メディアを選択し、次へをクリック。
・今すぐ消去をクリック。フォーマットされます。
・以上でUSBメモリがフォーマットされました。完了をクリックして終了します。
必要なファイルのダウンロード
・こちらまたは↓のページへ行きます。DOWNLOAD USB MAKER をクリックしてファイルをダウンロードしてください。
USBメモリにCloudreadyをインストールする。その1
・ダウンロードしたcloudready-usb-maker.exeを実行します。Cloudready USB Makerが起動します。
・8GBもしくは16GBのUSBメモリとCloudreadyのインストールUSB作成に20分必要です。と書かれています。Nextをクリック。
・サンディスク製のUSBメモリは止めといた方がいいよ~的な事が書かれています。Nextをクリック。
・インストールするUSBメモリを選択してNextをクリック。
・USBメモリに書き込みが始まります。
・最後にFinishと表示が出れば完成です。訳あって画像はありません。
Cloudreadyの起動方法
- 完成したUSBメモリをパソコンに接続。
- 電源ON
- メーカーロゴが出ている間に、BootメニューもしくはBIOSを起動させるボタンを連打します。
- だいたいのメーカーはF2キーでBIOSが起動します。
- 起動順位(BOOT)をHDDからUSB STORAGEへ変更後、再起動してください。
- 言語、キーボード、Wi-Fiの設定を済ませると、↓のようなデスクトップが出て来ます。
USBメモリの作成に失敗
普通ならここで終わりなのですが、実は私はUSBメモリの作成に失敗(USBメモリ書き込み中にCloudready USB Makerが強制的にシャットダウン)していまして、別の方法でCloudreadyの起動USBメモリを作成しました。
USBメモリにCloudreadyをインストールする。その2 ~その1で失敗した人はやってみよう!~
USBメモリのフォーマットは先程説明したこちらの方法で行っておいてください。
Cloudreadyのイメージファイルをダウンロードする。
・こちらまたは↓のページへ行きます。
DOWNLOAD 64-BIT IMAGE をクリックしてファイルをダウンロードしてください。
・ダウンロードしたファイルは.zipファイルなので適当なアプリで展開(解凍)しておく。
・cloudready-free-85.3.2-64bit.binというイメージファイルが出て来ます。(85.3.2はバージョンなので変更されます。)
・作業用パソコンでChromeを開きアプリボタンをクリック。

・アプリ一覧が表示されますので”リカバリ”をクリック。

・Chrome Book リカバリユーティリティが開きます。
・USBメモリを作業用パソコンに接続。
・右上の歯車ボタンをクリックしローカルイメージを使用をクリック。
・先程ダウンロードしたcloudready-free-85.3.2-64bit.binを選択します。
・USBメモリをパソコンに接続し選択、次へをクリック。
・USBメモリのデータが全て削除されます。と聞いて来ます。既にフォーマットしているので問題ありません。今すぐ作成をクリック。
・CloudreadyがUSBメモリに書き込まれて行きます。
・20分程度で完了します。完了をクリックして終了してください。
Cloudreadyの起動方法は先程説明したこちらを参考にしてください。
Dell Vostro1000でのCloudreadyは使えるのか?
結論は使えません。
起動はするが、通知領域や一部表示がブラックアウトしており、使えません。USBメモリの作成失敗なのか検証の為、別のパソコンで起動してみたところ、特に表示の問題もなく使えました。
調べてみたところDell Vostro1000のグラフィックボードRadion1150に問題があるようで、こればっかりは諦めるしかありません。
このようにどうしても不具合が出るパソコンもあるので、その場合はCloudready側の修正が出るまで待つか諦めるしかありません。
まとめ
- 古いパソコンの処分の前に、Chrome Book化も検討してみる。
- Cloudreadyの32bit版はサポート終了。現在は64bit版しか提供していない。
- USBメモリのフォーマットはChrome Bookリカバリユーティリティで行う。
- その1の方法で失敗ならその2を試す。
- パソコンによっては起動するが、表示に不具合が生じる場合がある。

Cloudreadyインストールできたかな?
残念ながら私のパソコンでは上手く動きませんでした。しかしながら、このままでは終わらせません。次はLinaxをインストールしてみますね。
何か不明な点や質問があれば遠慮なく問い合わせもしくは@digitalonion93から連絡してくださいね。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。